子どもたちの声を真摯に受け止める市政に!

■子どもサミットが開催されました

8月7日、白梅学園大学で行われた子どもサミットにオブザーバーとして参加しました。小平市の中学生7名が参加し、事前に行われた市内の小中学生2166人(小学生1116人、中学生1050人、白梅学園大学子ども学研究所調べ)を対象としたアンケート調査の結果をみながら、学校生活や小平での暮らしなどについて、意見交換を行いました。

アンケート結果では、例えば小中学生ともに学校での生活が『楽しい』と答える割合が8割を超えており、この高さについて、子どもたちはいじめやSNSのトラブルが少ないと思われること、先生との距離が近いことなどが意見として挙げられていました。

その背景には、小平市が自然も建物もちょうど良いくらいにあり、自由に遊べる場所が多いからではないか、という意見もありました。
一方で、小平の変えてほしい部分についての意見交換では、住宅地のなかにある公園や地域センターで、遊んでいてもうるさいなど怒られてしまい使いにくい、小中学生が交流できる場所が少ない、商店街シャッターが閉まっているところや空き家の多さなどを心配している場面もあり、小平に必要な施設にしてほしいなどの意見がきかれました。

応募してきた子達ということもあるのでしょうが、みな想像以上に活発に発言していて頼もしく、学校や小平市の現状についても冷静にみつめている印象を受けました。

今回のサミットも各地区の代表が均等にいるという訳ではなく、あくまでも情報の一端ではありますが、小平のもつ資源や良さを活かし、子どもたちを取り巻く環境を守りつつ、さらに子どもたちが未来に希望が持てるよう、より良い方向にもっていけるような活動をしていきたいという想いを新たにしました。

このアンケートやサミットから得られた子どもたちの意見は、8月20日に意見書として市長に届けられるのだそうです。

是非こうした意見を真摯に受け止める市であってほしいと思います。