災害対策について豊島区を視察しました

8月20日、所属している生活文教委員会の視察で豊島区役所へ。

地震や水害などの災害時に、被災者となってしまった住民の方々が、少しでも早く生活を再建できるよう支援するためのシステム整備や実際の取り組みや訓練内容について、お話を聴かせて頂きました。
例えば損壊した住居についてデータ化により公平・公正な診断を行い、罹災証明書が迅速に発行できるようにするなどシステムの構築が進んでいること、さらにこうしたシステムを机上のものに終わらせることなく、いざというときも混乱せずに対応できるよう、区職員の専門別にプロジェクトチームを立ち上げて対応に向けOJTや訓練を重ねているなど、全体的に職員の方々の意識の高さやこれまでの取組姿勢への自信がうかがえました。
システムについては、小平市も同様のものを導入済みとのことでしたが、小平市でもこうした想定に基づく訓練を、豊島区同様市民の実際の参加のもと是非積極的に行っていってほしいと思いました。

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それにしても、豊島区新庁舎の豪華さ?には圧倒されました! アトリウムの吹き抜けの開放感…議場も見せていただきましたが、木の香り漂うなか傍聴の方が全体を見渡せる空間となっており、窓から見える緑が心地よかったです。豊島区の自然を再現したという屋上庭園は残念ながら見られませんでしたが、環境教育プログラムも行われているようでした。
また、庁舎まるごとミュージアムと題して、ゆかりのある文化・芸術に関する展示がまさに至るところで行われているのも、文化度の高さを感じることができ素敵なアイデアだと思いました。
 これから小平市でも中央公民館など公共施設の建て替えが続いていきますが、財政規模や地理環境など置かれている状況は違っても、アイデア次第でより快適な空間は生み出せるということを改めて気づかせてもらった気がします。

やはり、いろんな自治体の様子を実際に見せていただき感じることで、学ぶことが多いなあと思った、今回の視察でした!
まだ余裕がなく、なかなか他の自治体の視察に行けていませんが、今後もできる限り機会を持っていけたらと思います。