「子どもを育てる街と公園」

―新しい公園をいっしょに考えよう

国分寺プレイステーション(国分寺HPより)

昨年5月に活動をスタートした「鷹の台ひとえん会」主催の講演会に参加してきました。

以前から関心のあった冒険遊び場の会や国分寺プレイステーションの成り立ちや経緯について、講師で冒険遊び場の会代表の武藤陽子さんから体系的にお話を聴くことができて、とても参考になりました。

国分寺市には、子どもたちが泥だらけになったり木工作したりプレイリーダーと遊び込める、魅力的な遊び場がいくつもあって、本当にうらやましい!

公園の施設や遊具などハード面はもちろん公園の魅力を構成する大切な要素ですが、こうしたソフト面の充実化が、さらに重要だと改めて思いました。

こくぶんじ 青空ひろば事業は,市と認定NPO法人 冒険遊び場の会との協働事業として運営し,プレイリーダーが市内の公園で,午前は乳幼児とその保護者が安心して立ち寄り,遊びと交流ができる場所をつくる活動をし,午後は子どもたちの戸外での遊びを促す活動を行い,子どもが放課後を安心して過ごせる場所をつくっています。

それも、もちろん最初からあったわけではなく、市民と市がお互いの努力で歩み寄ってきた経緯があるからこそ、今の仕組みができているのだと思います。

小平市でもプレイパークは既にNPO法人の団体が実績をつくっています。

現在新設が検討されている複数の公園でも、こうした取り組みを想定した作りや人と人がつながりやすい設計を検討すること、そして利用する市民、とくに子どもたちの声を聴く、その声を取り入れる機会を積極的につくっていくことが求められます。

生活者ネットワークは、子どもたちがのびのびと遊び切ることができるような公園づくりをはじめ、多世代がそれぞれ過ごしやすく交流しやすいまちづくりを行政との協働により実現できるよう、ひきつづき具体的な提案をしていきます。