新しい年のはじめに

新年明けましておめでとうございます
幸多き一年になりますよう、心よりお祈り申し上げます

2021年初日の出(ネット越しだけど・・)

2020年は、まさに激動の年となりました。

新型コロナウイルスという未知のウイルスの世界規模での感染拡大から、2月末には国が全国の学校に対して一斉に休校を要請し、4月には必要最低限の外出しか原則として認められない緊急事態宣言が発令されるという前代未聞の事態となりました。

各学校では突然の休校によって子どもたちの学びを止めないための方法が模索され、動画の配信やアプリを使った朝の会なども行われました。最も影響の大きかった飲食店ではテイクアウトを充実させたり業態転換を行うなど、「密な状態」を避けるために苦悩しつつ試行錯誤を余儀なくされる状況が続きました。

また緊急事態下においても私たちが日常生活を維持していくために重要な役割を担うために休むことができない、医療従事者や介護福祉士・保育士、配送関係者やごみ収集員など、いわゆるエッセンシャルワーカーの存在が注目を集め、こうした仕事に従事される方々への感謝と尊敬の念が拡がりマスクや防護服の寄附などの支援の輪へとつながりました。

この間、私たちも市民の方々からの悲痛な声を市政に届けるべく5回にわたって要望書を提出してきました。また、市でもこの未曾有の事態に対応するために国や都の動向をにらみつつ7回の予算が組まれました。

2021年が明けても感染の拡大は止まらず、私たちは今なお混乱のなかに身を置いています。

今年は4月に市長選があり、小平市にとっては新たな船出の年となります。

先行きの見えない厳しい状況が続いていますが、私たちは常に生活者としての視点を大切に、皆さんの暮らしの中の声を市政に反映していけるよう今年も尽力していきます。

どうぞよろしくお願いいたします。